遺品整理の注意点!買取業者の選び方も紹介

遺品整理中の女性豆知識

遺品整理は、自宅の不用品の回収とは異なり、時間がかかる大変な作業です。近しい方が亡くなった悲しみだけではなく、相続などの問題が絡んでくるからです。この記事では、遺品整理をするときに注意すべきことや中古買取業者の選び方を解説します。トラブルに巻き込まれたり、損をしたりしないようにしっかり確認してくださいね。

遺品整理をする前に

遺品整理は買取業者へ依頼をする前に、準備しておいた方がよいことがあります。それは、「相続について確認すること」・「不用品回収業者に丸投げせず整理すること」です。まだ遺品整理の必要がない方もいつか来る日のためにこの記事で確認しておくことをおすすめします。それぞれ詳しくみていきましょう。

相続について確認しよう

遺品整理は相続と密接に関係しています。まず、遺品整理をする前に、相続をするかどうかを決定する必要があります。遺品整理をしたことによって、相続を承認したとみなされる可能性があるからです。一度相続を承認してしまうと後から否認はできなくなるため、注意してください。

遺品整理を行う際は、正式な法定相続人が主導で行います。他の方が進めてしまうと、法定相続人となる方がするべき財産の処遇や相続関係を不安定にしてしまう可能性があります。

不用品回収業者に丸投げしない!

遺品は量が多かったり、細かい確認が必要になることもあり、不用品回収業者に丸投げしてしまう方がいます。遺品回収業者という名前で、営業している業者は家の中のものを仕分けしたり、作業後の養生までやってくれるところもあるため、近しい方が亡くなって全てを任せたいと考えるのも自然なことではあります。

しかし、数万円ではなく数十万単位で損をしてしまうケースがあるのも事実です。多少手間がかかってもジャンルごとに分けて、中古買取業者に依頼をした方が損をせず、高い満足感を得られる場合があります。

中古買取業者の選び方

中古買取業者は地域に複数あり、どの業者がいいのかわからない方も多いでしょう。ホームページや口コミなどでも業者についてはある程度分かりますが、実際に見積もりをとってみるのがおすすめです。また、買取実績について確認し、見積書の内容と遺品を照らし合わせていくと、どの業者に頼むかが決めやすくなります。

複数の業者に見積もりをとろう

中古買取業者は複数あり、値段の付け方が異なったり、買取を強化しているジャンルは大幅に値段が変わることがあります。また、サービス内容や対応、スピード感などがそれぞれ異なるため、複数の業者で見積をとり、比較して決めるのがおすすめです。もしも余裕があるのであれば、分野別に分け、業者の得意なジャンルごとに見積もりをとると適切な金額で査定してもらえます。遺品整理を専門としている業者の場合には、不用品の回収や廃棄、部屋の整理などオプションが付いていることもあるため、どこまで作業してもらえるのかを確認しておくことも必要です。

見積書の明確な記載があること

見積をとった時に、○○一式というように複数のものをまとめて査定する場合があります。着物や洋服などはまとめて値段を付けられることも多いため、一枚ずつ金額を査定してもらっているかを確認してください。また、陶磁器や食器などもまとめて査定される場合があるため注意が必要です。もし○○一式のような査定の仕方をしている場合には、査定方法を業者に確認し、必要であれば価格交渉を行うこともできます。それぞれのジャンル専門の買取業者にしっかりと確認してもらいましょう。

買取実績を確認しよう

買取実績を確認することで、その業者の得意なジャンルがわかります。業者が不得意なジャンルのものを持ち込んだ場合に、適切に査定してもらえない可能性があります。なるべく業者の得意なジャンルを把握し、ブランドや状態、希少価値などを評価してもらうようにしてください。買取業者の得意なジャンルは、ホームページや広告などにのっている買取実績を参考にするといいでしょう。バッグや靴などのブランド品は型番を確認することで、大まかな買取金額を知ることができる可能性もあります。

まとめ

遺品整理は、手間のかかる作業ですが、使えるものはそれを必要としているところへ送り出し、不要なものはすっきりと処分すると気持ちも軽くなるでしょう。片付け始めは遺言書を確認することが大切です。買取業者の選定では、まずホームページなどを見て、業者の得意なジャンルを確認するのがおすすめです。実際に一度接して見積書をとってもらい、複数の業者でサービスなどを比較します。見積書を確認して適切に評価されているかも確認しましょう。参考にして悔いのない遺品整理を行ってくださいね。

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