野球用グローブが買取の対象ってホント?

高く売るコツ

本ページでは、野球グローブやキャッチャーミットの買取について調べています。人気メーカーやグローブのお手入れ法についても紹介します。

野球の中古グローブが買取される理由

汚れやすく、汗の臭いも気になる野球グローブやキャッチャーミット。「使用済みの中古品に価値があるの?」と思う人は多いかもしれませんが、物によっては数万円の高値で買取されています。以下にその理由を見てみましょう。

  • 人気メーカーの高級グローブは定価が高く、5万円以上の商品も珍しくない。
  • 素材に高級で、厚い革が採用されている。
  • 大谷翔平やイチローなど、名選手のモデルを欲しがる人は多い。

手入れをほとんどせず、ボロボロになってしまったグローブは対象外ですが、良好な状態さえキープしておけば、買取査定へ持ち込むことも充分に可能なのです。

なおグローブは毎年、各メーカーから新モデルが続々とリリースされています。新しいモデルほど高価買取の対象になりやすいので、「学生時代は野球に燃えていたけど、今は全然使っていない…」というグローブが自宅で眠っているようであれば、早めの売却を検討しましょう。

グローブの種類を紹介

野球の試合や練習で使われるグローブにはいくつかの種類があり、状態が良ければいずれも買取の対象となります。以下に見ていきましょう。

投手(ピッチャー)用

軽さと硬さが特徴的で「グラブ」と呼ばれます。打者に球種を悟られないようにするため、網目に隙間がないなど、さまざまな特徴が付与されています。

野手用

1~3塁まで、それぞれのポジションに求められる役割に特化した構造となっています。また横方向の柔軟性に富んだ「内野手用」、縦方向の柔軟性に富んだ「外野手用」のミットもあります。

キャッチャーミット

軽さと耐久性に重きが置かれ、丈夫な芯材が採用されています。捕球面が深い、親指と小指の部分が分厚いなど、他のグローブにはない特徴を持っています。

子供用(軟式用)

大人に比べ握力の弱い子供のため、柔らかい革が用いられています。また市場での販売価格も、硬式用より低めに設定されています。

野球グローブの人気メーカーを紹介

野球の世界には、グローブなどの用品に高い専門性を持つメーカーが存在しており、中古品市場でも高い人気を誇っています。その代表例を見ていきましょう。

ミズノ

国内でトップシェアを誇るメーカーで、多くのプロ野球選手もミズノのグローブを使用しています。種類が非常に豊富な商品群の中でも、「ミズノプロシリーズ」は上質な革を採用し、軽くて柔軟性に富んだ使い心地を提供。またプロ野球選手モデルや、オーダーグローブづくりにも対応しています。すべての野球ファンから、人気が高いのも頷けますね。

ゼット

ミズノに次ぐ人気を誇るメーカーで、やはり多くのプロ野球選手が、ゼットのグローブを愛用。最新の技術を反映し、スムーズな「挟み捕り」を可能にしたグローブは、特に野手から高い評価を得ています。人気の「プロステイタス」をはじめ、初心者~上級者までさまざまなレベルに対応可能なグローブを、豊富にラインナップしているメーカーです。

久保田スラッガー

正式な社名は「久保田運動具店」ですが、スラッガーの通称で親しまれている人気メーカー。野球用品の中でもグローブに力を入れており、プロ野球界では特に内野手から人気。「手の平捕球」や「湯もみ型付け」など、従来の常識を破る斬新な技術/提案を発信し、高い評価を得ています。

ローリングス

こちらは野球の本場・アメリカのメーカー。100年以上続く老舗で、多くのメジャーリーガーたちがローリングスのグローブを愛用してきました。日本では長らくアシックスがライセンス契約を結んでいましたが、2013年に「ローリングスジャパン」が事業開始。軟式~硬式まで5種類のグレードに属す豊富なラインナップを展開しています。

SSK

プロ野球はもちろん、高校野球界でも愛用者が多い国内のメーカー。商品ラインナップはそれほど多くないものの「プロエッジ」や「プロブレイン」などの上級者向けグレードは、軽さと耐久力が好評。また高機能でありながらデザイン性も高く、カラーリングも豊富です。

ここまで紹介したメーカー以外にも、アシックスやワールドペガサス、玉澤やジームスなどの国内メーカー、そしてアンダーアーマーやナイキなど国外メーカーのグローブも人気を博しており、高価買取の対象となる可能性があります。

グローブの手入れ法

きちんと手入れされたグローブやキャッチャーミットは、長期に渡る愛用が可能となり、売却の際も高価買取の対象となります。その方法を見ていきましょう。

愛用中の手入れ法

グローブの手入れにはいくつかの種類があります。以下の方法を実践すれば使い勝手が向上し、良好な状態のキープに役立ちます。

  • 専用ワックスの使用…革を柔らかくする働きのほか、表面の艶出しにも貢献。仕上げはタオルの乾拭きで。
  • 専用ブラシの使用…グローブについた土砂やほこりなどの汚れを落とします。
  • 専用クリーナーの使用…スポンジにつけて使うクリーナーのほか、スプレータイプや内部の汚れを落とすためのウェットティッシュタイプも販売されています。
  • 専用スプレーの使用…汗の臭気を消します。

買取査定前の手入れ法

愛用中、こまめに手入れを重ねていたグローブは、高額査定の対象となります。逆に、汚れや臭気が残っているグローブには値段が付かない場合も…。買取価格を少しでも上昇させるために、以下のようなお手入れを実践してみましょう。

  • 専用クリーナーで汚れをまんべんなく落とす。
  • 革専用ワックスやクリームで表面を磨き上げる。
  • 風通しの良い場所で数日間陰干しして、臭気を取り除く。

なおグローブやキャッチャーミットなどの野球用品は、バットや防具など他のアイテムとセットで査定へ持ち込むと、買取額がアップする可能性があります。家庭内に野球用品が数種類眠っているという場合は、すべて揃えて持参すると良いでしょう。

タイトルとURLをコピーしました