ダイヤモンドやルビー、サファイアなどの煌びやかな宝石も魅力的ですが、繊細で上品さがあり、華やかさを持つ真珠も人気です。
真珠のジュエリーを購入したときに「美しい輝きを長く保ちたい」「真珠を長く愛用したい」と感じるでしょう。しかし、真珠のお手入れ方法や保管方法を間違えると、変色したり傷がついたりします。そのため、真珠の取り扱い方を覚えておきましょう。
今回は真珠のお手入れ方法と保管方法をご紹介します。ぜひ、真珠のジュエリーをお持ちの方は、この記事を読んでみてください。
真珠のお手入れの基本
真珠を末永く愛用するために、お手入れ方法を覚えておきましょう。
日頃のお手入れ
皮脂や化粧品の油分が付着すると、真珠の表面が白濁して輝きが失われてしまいます。そのため、真珠のアクセサリーを身に付けた後は、柔らかい布で拭き上げましょう。真珠の輝きを維持するための専用クロス(真珠てりクロスなど)を使用すると、油分がキレイに拭き取れてキレイな状態をキープできます。
特別なお手入れ
真珠のネックレスを着用しているときに、ビールやワインなど酸性の飲み物を零したときは、水でさっと洗い流して乾いた布で拭き取ってください。(※付け置き洗いすると真珠が膨張してしまうのでやましょう。)
真珠は酸に弱く、飲み物が付いたまま放置すると、表面が剥がれたり黄ばんだりします。シャンプーや食器用洗剤も弱酸性のため、食器洗いをした手でジュエリーを取り外したり、着用したままお風呂に入るのはやめましょう。
真珠のメンテナンス
真珠の輝きが失われてしまったり、ネックレスのワイヤーが切れてしまったりした場合は、メンテナンスに出しましょう。デパートや宝飾小売店、真珠専門店で真珠のメンテナンスをしてもらえます。真珠ネックレスのメンテナンス料金の相場は以下の通りです。
・真珠のメンテナンス料金の相場
ネックレスの糸替え | 5,000円 |
ネックレスやブレスレットの金具交換 | 3,000円 ※金具代は別途必要 |
パール接着直し | 500円 |
真珠の研磨 | 20,000円 |
真珠の保管方法
真珠の良い状態をキープするために、正しい保管方法を覚えておきましょう。
紫外線に当てない
真珠は紫外線に当たらないようにしましょう。なぜなら、真珠は紫外線を苦手としており、光に長時間当たると退色して、本来の美しさが失われてしまうためです。そのため、光が差し込む場所に真珠のアクセサリーを置いておくのは控えましょう。
適切な湿度で保管する
真珠を保管する場合は湿度を40~60%に保ちましょう。なぜなら、真珠は乾燥や湿気に弱いためです。湿度が低く乾燥する場所で真珠を保管すると、水分が失われて収縮してしまいます。その一方で、湿度が高く潤う場所で真珠を保管すると、水分が含まれて膨張し亀裂が入ってしまいます。そのため、40~60%の湿度で保管するようにしましょう。
パールキーパーケースを使うと湿度が調整できます。
専用ケースで保管する
真珠は専用ケースで保管するようにしましょう。なぜなら、真珠の表面は柔らかく、他の宝石と一緒に保管すると擦れて、表面に傷が入ってしまうためです。真珠のアクセサリーは専用ケースに入っているため、使用しないときはケースに戻して保管しましょう。
タンスやキャビネットなどに保管する場合、防虫剤に近づけてはいけません。なぜなら、防虫剤から発生するガスが真珠を劣化させるためです。そのため、段を離すなどして、近づけないように工夫しましょう。
真珠の劣化のサイン
真珠は「酸」「紫外線」「乾燥」「湿気」に弱く、さまざまな原因で劣化します。そのため、真珠が劣化したサインを見つけたら専門業者にメンテナンスしてもらいましょう。
白濁
真珠のアクセサリーを使い続けると変色して輝きが失われてしまいます。なぜなら、皮脂や汗などが真珠につき白濁してしまうためです。真珠の輝きがなくなると「変色してしまった」と残念に思うかもしれません。しかし、真珠を研磨すれば本来の輝きが取り戻せる可能性があります。そのため、真珠の白濁に悩んだら専門業者に相談してみましょう。
傷
真珠アクセサリーを使い続けると、肌あれキズや突起キズが付きます。真珠は表面が柔らかく、他の宝石に触れるだけでも傷が付きます。
また、冠婚葬祭で真珠のアクセサリーを身に着けようと、持ち運ぶときにも傷が付いてしまうでしょう。また、真珠は湿度により収縮・膨張して亀裂が入ったりします。さまざまな理由で真珠に傷が付きますが、真珠の表面を研磨すれば改善される可能性があります。そのため、真珠の表面の傷に悩んだら、専門業者に相談してみましょう。
黄ばみ
真珠にはタンパク質が含まれています。タンパク質は紫外線や熱で黄ばむ性質を持っています。そのため、真珠を着用して出かけると黄ばんでしまうでしょう。
真珠が黄ばむと元の状態に戻せません。なぜなら、真珠の内部から褐色しているためです。
黄ばみを落としたくて研磨を依頼する方がいますが、表面が磨かれることで黄ばみが目立つこともあるため控えてください。
黄ばみを防ぎたい場合は、使用後に布で拭きあげて専用ケースで保管するようにしましょう。
真珠の基本知識
真珠のお手入れ方法や保管方法をご紹介しましたが、知っておくと便利な知識をご紹介します。
真珠の種類
真珠は大きく4種類に分類できます。所有している真珠がどれかを覚えておくと愛着が芽生えます。
あこや真珠 | 日本でも親しまれている真珠 通称:和珠(わだま)産地は三重県、愛媛県、九州地方サイズ:6~8ミリ世界的に真珠の中で一番人気がある |
白蝶真珠 | 産地はオーストラリアサイズ:10~15ミリ |
黒蝶真珠 | 産地はタヒチ黒色やグリーン色、イエロー、グレーなどがあるサイズ:8~13ミリ |
淡水真珠 | 川や湖にいる貝から生まれるのが淡水真珠産地:日本国内の琵琶湖や霞ヶ浦などサイズ:2~20ミリ |
真珠の選び方
納得してジュエリーを購入するためにも、真珠の選び方を学んでおきましょう。良い真珠の選び方は以下の通りです。
- 真珠の光沢(照り)が強い真珠を選ぶ
- 真珠層の厚みがあり巻きが良い耐久性に優れた真珠を選ぶ
- キズが少ない目立たない真珠を選ぶ
- 真円に近い真珠を選ぶ
- 将来的に真珠の売却を考えている場合は、サイズが大きな真珠を選ぶ
- ネックレスで使われている真珠のサイズや色に統一感があるジュエリーを選ぶ
- グレード記載のある鑑別書が付属する真珠を選ぶ(花珠やピーコックなど)
真珠を購入する際のポイント
真珠のジュエリーは「デパート百貨店」や「宝石屋」「展示会」で購入するようにしましょう。なぜなら、真珠のサイズや色、輝きは実物を見ないと判断できないためです。インターネットの写真を見ても、真珠の品質はわかりません。そのため、必ず実店舗で購入するようにしましょう。
また、ブランド買取店にも真珠のアクセサリーが販売されています。中古アクセサリーにはなりますが、研磨して再販しているため、お手頃な価格で状態が良い真珠を購入できます。そのため、真珠を安く購入したいという方はブランド買取店に行ってみてください。
真珠の買取相場
真珠のジュエリーは売却することができます。真珠のジュエリーの買取相場は以下の通りです。
- 真珠のネックレス:50,000円
- 真珠のイヤリング:15,000円
- 真珠ピアス:10,000円
- 真珠のリング:30,000円
※買取価格は一例です。お品の状態・相場などにより変動いたします
自宅に眠っている真珠のジュエリーをお持ちの方は、買取業者に査定を依頼してみてください。
まとめ
真珠を末永く愛用するために、正しいお手入れ方法と保管方法を覚えておきましょう。しかし、どんなに大切に使用しても、真珠は汚れてしまいます。白濁や傷が出てきたら、専門業者にメンテナンスを依頼しましょう。
また、真珠は経年劣化するため、自宅に眠っている真珠ジュエリーを売却するのも1つの選択肢です。そのため、使用していない真珠のジュエリーをお持ちで、売却を希望する方はベストライフにご相談ください。