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  Louis Vuitton ルイ・ヴィトン  
 
 約150年前に世界で最初の旅行鞄専門店を創業し、現代ではブランドの王様とまで呼ばれるようになったルイ・ヴィトン。
 その歴史はフランス東部から400キロの道のりを歩いてパリまでたどり着いた、ルイ少年の14歳の家出から始まった。
現 デ ザ イ ナ ー
 マーク・ジェイコブス(Marc JACOBS)。1963年、アメリカのニューヨークに生まれる。
 パーソンズ・スクール・オブ・デザイン卒。

 89年からペリー・エリスのもとでチーフ・デザイナーとして活躍していたが1996年に独立し、S/Sニューヨーク・コレクションに参加。

 1997年からはルイ・ヴィトンのプレタポルテ、「(高級)既製服」のデザイナーに抜擢され、1998-1999 A/Wよりパリ・コレクションに参加。
 ヴィトンのコレクションでの、最高に贅沢な素材をベーシックで程よく力の抜けたデザインに仕立てるスタイルは、欧米のジャーナリスト達からは、敬意をこめて「ユーティリティシック」と称された。

 そして、1998年にはモノグラム・ヴェルニ・ラインを考案し、日本のアーティストの村上隆とコラボレートする等、幅広く手腕を発揮し、ルイ・ヴィトンのさらなる隆盛期を築いた。
ヴ ィ ト ン 物 語  
 創業者ルイ・ヴィトンは当時養母との仲が悪く、ついには家出をしてしまいます。
 まだ14才の少年だったルイ・ヴィトンは、人に雇われながら2年間、旅を続け、ようやく400キロ離れたパリへとたどり着きました。
 そして憧れのパリの街で、ルイ少年は荷造り用木箱製造兼荷造り職人として働き始めました。
1835
 それから約20年の月日が経って、30を過ぎたルイ・ヴィトンは、まだ旅が限られた人にとっての特権だった時代に、世界初の旅行カバン専門店「ルイ・ヴィトン」を、パリ、ヌーブ・デ・キャプシーヌ通り4番地に設立し、自作のトランクを発表します。

 木と鋲で作られた重々しいトランクが日常的だった当時に、蓋が平らになっていて、革より軽く、防水加工を施した無地でグレーのコットン素材の「グリ・トリアノン・キャンバス」を使用した自作トランクは、その実用性とデザイン性が馬車の荷台に積みやすくてマッチし、パリの街でものすごい評判になりました。

 やがて、ナポレオン皇妃が、旅行用ワードローブをオーダーするなど、貴族たちからの発注が拡大して生産が追いつかなくなっていきます。

 そこで、パリ郊外のアニエール市に工場を拡大移転し(ここは、今も工場所在地)、67年には、パリ万国博覧会でトランクが銅メダルを受賞します。
1854
 人気とともに次々とコピーされる新作に対して、「登録商標ルイ・ヴィトン」の文字を入れた市松模様「ダミエ・キャンバス」を創作します。 1888
 ヴィトンとコピー商品との戦いは終わることなく、2代目ジョルジュ・ヴィトンのアイディアで、「モノグラム」が誕生しました。
 LVのロゴや、花・星を組み合わせたモノグラムの柄は、日本の家紋からインスピレーションしたと言われています。
1896
 そして、3代目ガストン・ヴィトンが現在のモノグラムの素材、トアル地を発表します。この開発によって、ソフトタイプのバッグの製作が可能になりました。 1959
 創業より約130年後、ルイ・ヴィトン・ジャパンを設立します。 1981
 この2〜30年の間では型押ししたレザーカーフにカラフルな染色が施された「エピ・ライン」(フランス語で「麦」の意)を発表し、 1986
 メンズ向けの「タイガ」、カーフを使った格式高い「オペラ」、さらにはエナメルのような光沢と鮮やかなカラーを持つ「ヴェルニ」シリーズと、ラインナップを拡大していきます。 1993
 そして98年、若手デザイナー、マーク・ジェイコブスを迎えて、プレタポルテへの参入を表明します。
 以来、アーティストとコラボレーションする形で時代を先取りして、スティーブンス・ブラウスとのコラボ「モノグラム・グラフィティ」、村上隆とのコラボ「モノグラム・マルチカラー」「モノグラム・チェリーブロッサム」などを発表しています。
1998
 
                 
       
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